ワンデイインプラント®商標登録から10年

ワンデイインプラント考案者のDr.ナカヒラが商標登録から10年を経た今、改めてその生い立ちを回想し今後の決意を示します

私がインプラント治療に取り組み始めたのが1981年、歯を再生させる素晴らしい治療法にときめきました。 しかし一方で、総入れ歯の人や多くの歯を失っている人にとっては、負担が大きく取り組みにくい治療であることも痛感しました。

このような人たちこそなんとか救いたい、という思いで出会ったのがブローネマルクシステムを使ったImmediate Function(即時機能)という考え方です。

インプラントを人工義歯の固定源とし、手術当日に仮歯を固定する治療法です。 この治療法であれば、患者さんへの負担を軽くすることができます。

こうして2002年から実際に患者さんへ治療を開始しました。

すると、この治療法を喜んでくださる人が大勢いることに改めて気付きました。

合わない総入れ歯に悩んでいる人、ほとんどの歯を失い噛み合わなくなっている人、重い歯周病で多くの歯がグラグラしている人など、治療法が見つからずに困っている人を救うことができるようになったのです。

私はこの治療法を一人でも多くの人に知っていただく方法はないかと考え、呼びやすい名前をつけることにしました。 たった1日で固定式の仮歯に替わる特徴から、その名を「ワンデイインプラント®」と名付けました。

名前をつけることで、これまでのインプラント治療とは違う、特別な治療であることを患者さんに説明しやすくなりました。

また、ホームページや書籍など、様々な媒体でも紹介しやすくなりました。それに連れワンデイインプラント®治療を受けてくださる方も増えていきました。

やがてこの治療を終えて数年が経過した患者さんが、問題なくしっかりと噛んだり話したりできていることも、この治療法が医学的根拠に基づいた安全なものであり、安心して受けていただける治療であることの一つの証として、ワンデイインプラント®を商標登録しました。2007年のことです。

それから10年が経ちました。

ワンデイインプラント®治療を受けたほとんどの方が、表情が明るくなり、若々しくなりました。

そして治療後10年以上経過しても経年変化の修正程度で、問題なく機能している方が大多数です。

これらの結果からも、ワンデイインプラント®は有効な治療であり、メンテナンスを続ければ、長期使用の可能性は高いと言えるでしょう。

ぜひ一人でも多くの方に再び噛む喜びを味わっていただけるよう、これからもスタッフ一同頑張ってまいります。

東京銀座歯科院長 中平宏