骨造成術(骨が薄く細い場合)

骨造成術とは、歯周病などであごの骨が痩せて細くなってしまった場合に、骨となる人工材料で補填し不足した骨を補う術式です。

概要

歯がなくなってから長時間が経過すると、あごの骨は衰えてしまい、インプラントを支える骨がなくなってインプラント治療が難しくなる場合があります。
しかし、骨造成術をすることでインプラント治療に必要な骨のボリュームが得られ、インプラント治療が可能になります。

適している症状

インプラント治療を希望する患者様のあご骨がやせている
あごの骨が少なく、歯茎がやせて歯が長くなっている
他の医院で骨の不足によりインプラント治療を断られた方

メリット・デメリット・リスク

メリット

①インプラント治療ができるようになります
②歯と歯茎の見た目のバランスと美しさが改善されます
③ものが詰まりにくくなり、歯ブラシもしやすくなります

デメリット・リスク

①インプラント手術の回数や期間が増える場合があります
②手術後に腫れや痛みを感じる場合があります
③手術したところが感染する場合があります

見極めポイント

インプラント治療を定期的に行なっている医院では、骨造成術はそれほど大変な手術ではありませんが、高い技術を必要とします。
また、手術前のていねいな診査・診断と、手術方法・材料の選択が重要です。
したがって、CTなどを完備している医院であることや、経験豊富な外科医であることが見極めポイントになります。

費用について

骨移植の技術料とは別に、人工骨やそれを保護するコラーゲン膜などの材料費を含めると、一部位につき10~20万円前後です。インプラント治療とは別の費用になります。

東京銀座歯科の優位性

当院において、骨造成術は日常的に行なっており、歯科医師への指導的立場にある熟練の外科医が手術します。
また、CTを完備していることに加え、骨移植材料やコラーゲン膜もつねに複数の種類の材料を備えていますので、安心・安全に手術を受けていただくことができます。

治療の流れ

①診査・診断
②治療計画コンサルテーション
③術前処置(クリーニングなど)
④骨のボリュームが少ない部位への材料の補填
⑤抜糸
⑤骨と材料がくっつく期間をあけて、インプラント治療へ移行

症例写真

奥歯のインプラント治療を希望された患者さんです。歯を抜いたまま長年放置していたため、顎の骨がやせ細っています。
インプラントの表面が骨からはみ出してしまったため、人工の骨を足してボリュームを増やす骨造成術をおこないました。
術前と比較して、外側にボリュームが増えているのがわかります。

前歯の歯根が破折を認めたため、抜歯となった患者さんです。前歯の場合は、もともと骨が薄いため、骨造成術が必要となることがほとんどです。写真は抜歯後1ヶ月の状態です。
インプラントを埋入するための穴をドリルで開け、方向を確認します。
インプラントを埋入したところです。インプラントの上の部分が顎の骨からはみ出しています。
インプラントが骨からはみ出した部分を人工の骨移植材料で補填します。
移植した材料が動いたり、漏れ出さないように、コラーゲン膜で保護します。
縫合して手術は終了です。

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