自分に合った健康な未来を手に入れるために
歯の悩みを解決する方法は費用の大小に関わらず無数にあります。
本当に自分に合った健康な未来を手に入れるためにぜひこの記事からお読みください。
1.歯が痛い・歯ぐきがはれた
なにもしなくてズキズキ痛い
なにもしてくてもズキズキと痛い時の最も多い原因は「末期のむし歯」か「歯根の先の炎症」です。むし歯が気づかないうちに進行し、歯の中心部にある「歯髄」と呼ばれる神経まで達すると痛みが生じます。
また、一度神経をとって根の治療をした後でも治療が不十分であったりすると、歯根の先で炎症を起こして痛みが発生します。
このような場合には、痛み止めの薬で一時的に和らげることはできますが、できるだけ歯科医院に行ってむし歯と神経をとる処置(抜髄)か根管の再治療をする必要があります。治療は、麻酔をして行い、治療期間は3〜5回程度かかります。一番奥歯であれば親知らずが原因のこともあるので、場合によっては抜歯が必要となります。
冷たいものや甘いものでしみる
冷たいものや甘いものでしみる場合、多くは初期〜中期のむし歯か、いわゆる知覚過敏と呼ばれるものが原因です。
むし歯の場合は、神経をとらずに削って詰めて治せることが多いので、なるべく早めに歯科医院に行きましょう。
知覚過敏の場合は、知覚過敏用の歯磨きペーストを使用するのも効果的です。あまりひどい場合は歯科医院でコーティング材を塗布してもらうか、欠損があれば詰めてもらいましょう。
噛むと痛い・響く
噛むと響く症状で最も多いのは、一度神経をとって根の治療をした後に、治療が不十分であったり、再度内部で虫歯などができたりすると、歯根の先で炎症を起こして痛みが発生します。
このような場合には、根管の再治療をする必要があります。治療期間は3〜5回程度かかります。近年では根管治療の専門医も存在しますので、保険外の治療になりますが、成功率は格段に上がるので、相談してみるのも良いでしょう。
もう一つの原因は、神経をとった歯が脆くなって歯根が割れてしまっている状態(歯根破折)でも噛んで響くような症状が出る場合があります。歯根破折を起こしてしまうと、残念ながら抜歯をせざるを得ません。症状がない場合もありますが、放置しておくと炎症が波及し、あごの骨を溶かしたり、隣の歯に悪影響を与えたりすることがありますので、早期の抜歯をお勧めします。抜歯後の治療法について歯科医院で相談しましょう。
歯ぐきが腫れている
歯ぐきが腫れている場合のほとんどは、歯周病が原因です。
歯周病は症状がなく、慢性的な炎症により歯ぐきの炎症と歯の周りを支える歯槽骨を溶かす病気です。しかし、体調が落ちたりすると慢性炎症が急性化し強い腫れと痛みを伴うことがあります。
この場合は、まず抗生剤で炎症を落ち着かせることが第一選択となります。炎症が落ち着いた後に、歯周病の治療を行いますが、あまりに歯がグラグラしているような場合は抜歯になることもあります。
2.よく噛めない
歯がなくてよく噛めない
歯がない状態を放置しておくと、噛み合わせのバランスがくずれ、むし歯や歯周病のリスクが増大し、さらに歯がなくなっていきます。
また、咀嚼効率が悪くなるので、胃腸などの消化器官にも負担をかけたり、消化が悪くなったりします。何らかの方法で歯の欠損に対する治療を受けましょう。
歯がグラグラしてよく噛めない
歯がぐらついている原因はおそらく重度の歯周病が原因だと思われます。重度の歯周病になると、歯を抜く以外治療法がありません。
抜いた後の治療法について歯科医師とよく相談しましょう。比較的歯が残っているにもかかわらず、多くの歯がぐらついているような場合は、ワンデイインプラントも適応となります。
入れ歯があわなくてよく噛めない
入れ歯は患者様自身の感覚や歯科医師の技術によって合う・合わないがあります。保険の入れ歯と自費診療の入れ歯でもその適合が大きく異なることがあります。
まずは、作ってもらった歯科医院で調整してもらい、それでも改善しない場合は、入れ歯専門の歯科医師に保険外で作製してもらうか、インプラントにするのが良いでしょう。
3.見た目を綺麗にしたい
歯並びを良くしたい
歯並びを綺麗にする治療は、矯正治療が第一選択です。しかし、治療期間が長く、ブラケットと呼ばれる装置をつけなくてはいけません。
できるだけ短期間で直したいと方には、セラミック治療で治すことも可能ですが、健康な歯を削ることで歯の寿命を縮めることにもなりかねないので、注意が必要です。
歯の色を白くしたい
歯を白くするにはホワイトニングが最適です。治療前にクリーニングやむし歯の治療を終わらせてからホワイトニングに移行します。いくつか方法があるので、歯科医師に希望を伝えてよく相談しましょう。
また、一本だけ変色しているなどという場合はラミネートベニアやセラミック治療による色の改善も可能です。
合ってない差し歯を直したい
保険治療の差し歯は時間が経つと色が変化し、まわりの歯と調和が取れなくなります。また、歯茎が下がったりして金属部分が見えてしまうことがあります。セラミックスなどの色調変化の少ない材料で再治療をすることをお勧めします。
4.口臭を指摘された・自覚している
口臭の原因は様々ですが、歯科では、歯周病が進行すると口臭がキツくなることがあります。まずは定期検診を受け、お口の中に原因がないか見てもらいましょう。
口の中に原因がない場合は、消化器官や心因性の原因であることがありますので、内科を受診するのをお勧めします。